2006年07月02日

涼宮ハルヒまとめ感想1

最終回直前だし、書きたいこともあるのでまとめ感想。

☆第9(14)話 「サムデイ イン ザ レイン」

“雰囲気アニメ”なる言葉があるそうな。多くの場合は揶揄して使われることが多い言葉なのかな。私が過去に見たアニメの中から勝手に推測するに、『フタコイ オルタナディブ』の中盤あたりがそれっぽい。もっとも、私ゃあの作品世界の空気がたまらなく好きだったんだわ。窓辺で双樹がギターを弾いている場面とか(デイジー・フィッツジェラルドとか言ってたっけ? ほんとにそんなアーティストいるの?)、恋太郎と双子が三人で多摩川の川っぺりをブラブラ歩いてるシーンとか。

 ハルヒ9話もそんな感じ。キョンの視点を離れた、SOS団のとりとめのない日常を描いた話。で、やっぱり私はこのエピソードがえらく気に入ってしまった。ハルヒは他のエピソードがテンション高めなので、1話だけこういうエピソードが入ると“効く”ね。
 なお、気に入ったシーンを具体的にあげて理由を説明せよ、と言われてもあげづらい。“雰囲気アニメ”だと思ってるので、もう“空気”が気に入ったとしか。元吹奏楽部員だったもんで、校内にスケール(音階)練習の音が響いるシーンとか、懐かしくてしょうがない。お使いに行くキョンが渡り廊下を歩いている時の、校内の様々な物音も良い。ああ、高校の空気ってこんなだったよなぁ、と郷愁を刺激されまくることしきり。

 あとあげるとしたら、やっぱ長門の読書シーンかな。長くて焦った。このシーンについて監督が、作られてから三年間の長門の孤独な日常はこんな感じだと思って欲しい、とか語ったそうな(ソース失念)。でも、このシーンの長門は、涼宮ハルヒよりキョンの方が先に帰ってきたら二人きりになるチャンスかもー、と密やかにドキドキしてたりしたはずだと勝手に妄想しておこう。
 鶴谷さんも良かった。彼女のハイテンションっぷりも可愛いが、雨に濡れたキョンにそっとハンカチを差し出…じゃなくてかぶせたりw、彼のマフラーが親友のものだとすぐに気づいたりと、細やかな優しさと頭の回転の良さが、少ないシーンで十分に発揮されていたと思う。
 ラストのハルヒのツンデレっぷりときたら、もうっ!もうっ! キョンはもうちっと素直にハルヒにアプローチしても良いんじゃまいか。そんなぬるま湯関係に浸っているうちに、いつの間にか見知らぬ男に取られちまうってことが現実では多々あるので要注意だ。第一級戦闘配備だ。いや、ホント、マジで。
 なお、この作品での俺的推奨カップリングは、キョン×ハルヒ。ま、原作準拠ってことで。なので、ラストの相合い傘シーンにはなんか和んださ。

 最後に。この文の始めの方で「SOS団のとりとめのない日常」と書いたけど、実はみくる視点に立つと、DVDジャケとオマケ映像の撮影は十分に「非日常」だったはず。彼女がどんなにがんばっても、キョンという「観測者」がいないと“とりとめのない日常”で片付けられてしまうという、ハルヒシリーズはそんな話ってことか。
posted by Asuma at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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