2007年02月17日

初めて読んだライトノベル

日刊スレッドガイド:初めて読んだライトノベルを教えて

私の場合は『十二国記』。当時、ノベル型アドベンチャーゲーム『久遠の絆』にはまったのだが、『十二国記』に似たシーンがある、という噂を聞いて確認の意味で『十二国記』を購入。そして、はまる。
『久遠』プレイ直後は「ゲームでこれだけのファンタジー小説出てきたら、イラスト付き小説(当時は“ラノベ”という言葉は知らなかった)なんか立場無いよな」くらいに思ったのだけど、『十二国記』を読んで考え方がすぐに変わった。それまで、小説というと教科書に載っているようなのばかりしか読んでいなかったこともあって、ライトノベルだろうが何だろうが筆力のある人は本当に凄い、というのを思い知らされたのがこの作品だった。

って、かれこれ10年くらい前になるんだなぁ。『十二国記』シリーズのうちの『図南の翼』や短編集『華胥の幽夢』なんかは、今でも自分が物事を見たり考えたりするときの指針にしたいと思う本の一つだ。

最近は、マンガよりもラノベの方が買ってる作品が多いかもしれない。
今夜は一気買いした『狼と香辛料』でも読みながら寝よう。
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2006年03月13日

竹宮ゆゆこ『わたしたちの田村くん』『とらドラ!』

 先週始め、今更ながら竹宮ゆゆこの『わたしたちの田村くん』1、2巻を購入。面白かった。ネットで評判良かったのもうなずける。
 特に、地の文である主人公の田村の語りの、その変なハイテンションっぷりがツボった。物語を乱暴にまとめれば、二人のヒロインは天然とツンデレで、田村は中学時代に天然の松澤と、高校に入ってツンデレの相馬に関わり、それぞれと惹かれあうようになり…という恋愛物の王道とも言えるストーリー。
 王道だからこそ安心して楽しめるのだけど、“ありがち”な作品にならなかったのは、やっぱり主人公・田村の語りっぷりの面白さにあると思った。単に変なテンションってだけじゃないしね。変な部分も含めて、でも基本的には真摯な(でも、やっぱり変な)田村の人柄に、それぞれ抱えているものがあったヒロインたちも癒されていくし。
 タイトルの付け方も面白い。物語を進めるのは田村の語りだけど、タイトルの「わたしたちの田村くん」はもちろんヒロイン視点でのもの。読み終わった後、改めてタイトルを見ると、二人のヒロインがどれほど田村のことを想っているか伝わってくるようで、それだけでなんか切なくなるさ。
 シリーズは既刊2巻で一応完結とのこと。ツンデレスキーとしては相馬っちのリベンジも見てみたいが、松澤がしょんぼりするのは見たくない。というわけで(?)、これ以上は蛇足。作家と編集の英断に拍手したい。

 で、ちょうど『田村くん』を読み終わった翌日。図ったかのように同作者の『とらドラ!』発売。いや、単に竹宮氏をチェックしてなかっただけなんだけどね。俺が。
 こちらも面白かった。が、前作ほどのインパクトはないかな。やはり、前作の田村の語りが強力だった。『とらドラ!』は主人公・高須竜児の視点で進められるけど、語りは三人称。逆に言えば、前作の語りの合わなかった読者にはお勧めかもしれない。
 キャラは、前作よりもみんなアクが強くなっているかも。ヒロイン・逢坂大河はちんまいけどツンデレ規格を外れた粗暴者。大河の親友・実乃梨、竜児の親友・北村も一癖ある人物。自称23歳の竜児の母・泰子はさらにもう一癖、という感じかな。主人公は目つきの悪さのために全校から恐れられている、という以外はいたって普通の少年だけど(ただし家事万能)。
 ラブコメ…なんだけど、今巻の時点では、主人公の竜児とヒロイン・大河の間には、明確な恋愛感情は無い。竜児は実乃梨が、大河は北村のことが好きなので。二人がまず大河が北村と上手くいくよう協力しあう過程で、逆に周囲から竜児と大河が付き合っていると誤解される展開は、これも王道かもしれないけどツボった。竹宮氏はラブコメのツボを外さないなぁ。乱暴者と見せかけ、その実態はドジっ娘という大河のキャラも良いけど、ジャンピング土下座の実乃梨もイイヨーイイヨー。
 主人公とヒロインの間に未だ恋愛感情は無い、と書いたけど、その萌芽は出てきているかな。いや、単に竜児が大河の餌付けに成功しただけなのか?w 竜児×大河で落ち着くのか、それともそれぞれ今の想い人とうまく行くのか未だ分からないけれど、次巻が楽しみな作品。

わたしたちの田村くん
わたしたちの田村くん


わたしたちの田村くん〈2〉
わたしたちの田村くん〈2〉


とらドラ!
とらドラ!
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2006年02月12日

灼眼のシャナ 文庫12巻

高橋弥七郎『灼眼のシャナXII』読了。以下、ネタバレ。

「零時迷子」の作り手である紅世の王・"彩飄"フィレスの顕現から、悠二の封絶発動、その銀の炎を見て切れたマー姉参戦、という出だしの怒涛の展開には燃えた。
 登場人物たちそれぞれが、それぞれに思いを抱いて動いているのも良いね。
 戦いの後、フィレスがその消耗のためにヴィルヘルミナの庇護を受けているのを見て、それまでヴィルを独占していたシャナが軽い嫉妬を見せたりとか。戦いの中で大切な人が傷つけられるのを見てショックを受ける田中と、混乱の中でも"銀の炎"の発現元を冷静に分析していた佐藤の対比とか。

 フィレスがシャナと一美に学園祭を案内されるシーン、少し微笑ましくも思えたけど、やっぱり辛い。シャナたちの幸せな日常を見せることは、逆にフィレスにヨーハンとの幸せな日々を思い起こさせるんじゃないか。かえって悠二を破壊してヨーハンを取り戻そうという思いを強くさせるんじゃないか。と思ったら、ほぼその通りの展開に。"ほぼ"というのは、それまでのフィレスの姿は零時迷子の座標を特定するためのダミーで、最後になって本体登場、という展開は予想外だったため。
 再び悠二を捕らえたフィレスは、自分がシャナやヴィルヘルミナを裏切っていることを認め、だが、もう自分とヨーハン以外、他のものは見ない、と告げる。先にヨーハンを失ったとき、ヴィルヘルミナを助けるために、敵を抱えて自在法で遠くへ移動し、そのためにヨーハンの転移と零時迷子の変質を見届けられなかったと、ヴィルヘルミナを「弾劾」する。なんか、この"弾劾"ってのが少しひっかかったんだけどね。自ら選択した行動の結果で、友をなじることないじゃないのさー、と。でも、それからずっとヨーハンを探し求めるうちに、フィレスの心は疲弊してしまっていたのかもしれない。強大な力を誇る紅世の王といえども。

 ラスト。ヨーハンを再び手に抱くため、悠二を解体しようとフィレスの手が伸びる。ちょ、前巻と同じ引きじゃねぇかYO!! と、思ったら、最後の最後に衝撃のシーンがっっ!
(以下、あとがきより抜粋)
『ところで、次の本は諸般の事情から少々お待たせしてしまうことになります。』
 おいおいおいw。

 録り溜めてたアニメの方も、今日まとめて見て、ようやく追いついた。シャナや悠二の正体が、一美や佐藤たちに知られてしまう展開、原作でもそうだったけど、アニメで改めて見ても燃えるやね。ダンダリオンのいちいち音を伸ばすしゃべり方、原作読んでた時は、うざったくてその台詞部分をほとんど飛ばして読んでいた。もし、「こなあああああゆきいいいいい」とか書いてあったとしても、たぶん分かんない。

本
高橋弥七郎『灼眼のシャナXII』

posted by Asuma at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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